訪問時期:2024年9月
チェンマイではいくつかカフェを訪れた。
- Raming Tea House Siam Celadon
- CAMP Creative and meeting place
- Akha Ama Phrasingh
- Cafe de Thaan Aoan
- Carrot coffee cnx
- PIMM’S CUP : Roastory Lab
- HappyBlue Coffee – the neighborhood cafe
- Ristr8to Original
- Graph One Nimman
そんなにカフェを巡った気はなかったが、こうして並べてみるとそれなりに巡ってるのだなと思った。いくつかまわってみたところ、チェンマイのエッジなカフェはノンアルカクテルみたいなアレンジコーヒーに力を入れていることが分かった。それと、ロースターがあるところなんかはコーヒーしかメニューになくて紅茶やティーがないことが多かった。
日本でもワイングラスで飲むコーヒーを最近はちらほら見かけるので、今後はトレンドになっていきそう。カクテルみたいにアーティスティックな作品のような一杯を提供するカフェは増加傾向にある。個人的にはコーヒーだけでなく紅茶でも同じような流れになってほしいけれど。
注意点が一つあって、カフェに限らずチェンマイのお店はほぼクレジットカード使用不可。正確に言うと500バーツ以上じゃないと使えない。1回の会計で500バーツはなかなかハードル高いので、事実上現金のみみたいな感じとなる。
ラミン・ティーハウス・サイアム・セラドン
旧市街のターペー門側を抜けた先にあるラミン・ティーハウス・サイアム・セラドン(Raming Tea House Siam Celadon)は店名通りに紅茶のセレクションが充実。
瀟洒な洋館風の建築と庭園に面したテラス席。そして庭園にも席がある。雨天のため庭園を利用している客はいなかったがテラス席は賑わっていた。私は館内の席を利用したが、優雅で落ち着いたティータイムを楽しむことができた。お高く止まっている感じはなく気安い感じなのも好印象
いただいたのはカモミールティーと本日のケーキ。ケーキはペイストリーといった感じで予想とは異なったが、これはこれで楽しめた。コーヒーが充実しているチェンマイではメニューに紅茶がないカフェも多いのだけど、そんな時にティータイムを楽しみたい場合の有力候補がこのラミンだ。
- ラミン・ティーハウス・サイアム・セラドン
https://www.thailandtravel.or.jp/raming-tea-house-siam-celadon/
CAMP Creative and meeting place
ニマンヘミンのMAYAという都会的なモールの5階にあるコワーキングスペースで、カフェ利用もできるのがこちらのCAMP。店内はノートPCで作業していたり、学生の人が多かった。段差があったりポッド席みたいになってたりして、色使いもカラフル。CAMPではアールグレイティーをいただいて小休憩した。
- CAMP Creative and meeting place
https://www.thailandtravel.or.jp/camp/
アカ・アマ・プラシン
神楽坂にも支店があるアカ・アマはチェンマイで訪れたかった場所の一つ。実は今回の旅の予習として神楽坂のアカ・アマ・コーヒーでマニマナを飲んだ。そしてチェンマイでも同じマニマナを注文した。
マニマナとはエスプレッソと蜂蜜をカクテルのようにシェイクして、オレンジピールを入れたアレンジコーヒー。日本で飲んた時は爽快感が強かったが、チェンマイで飲むとまた微妙に味わいが違って、ビター感が強かった。
店内は2階席もあり広く、吹き抜けで開放的。ワット・プラシンのそばなんで観光ついでに訪れても、旧市街をブラブラしてふらっと訪れても、使い勝手が良さそう。観光名所の一つながら日常使いにも適しているという完成度の高いカフェだ。
- アカ・アマ・プラシン
https://www.akhaamacoffee.com/
ハッピーブルー・コーヒー
ハッピーブルー・コーヒー(HappyBlue Coffee – the neighborhood cafe)は先に紹介したアカ・アマ・プラシンの裏手にあり、ワット・プラシンを訪れた際など有力な選択肢となるカフェだ。アカ・アマ・プラシンとは打って変わって小規模で、一室で完結している。
店内はポップな外観とは裏腹に、柔らかなR&Bが小さく流れ、落ち着いた空間となっている。大箱のカフェではなく、小箱に行きたい気分の時に、オススメとなるカフェ。
- ハッピーブルー・コーヒー
https://www.instagram.com/happyblue.cnx/
Cafe de Thaan Aoan
旧市街の一角にあるCafe de Thaan Aoanは、チェンマイでよく見かけたブレックファーストやランチからタイ料理まで食べられる総合食堂みたいなカフェ。合間の時間はカフェ利用となっていて、お店は朝7時から夜20時までやっている。洗練された店内は現地の人より欧米人や観光客が多い印象だ。
紅茶とブルーベリーチーズケーキは専門のカフェには及ばない気がしたが、かといって悪いわけではなく、お茶の時間は楽しめた。どちらかというと朝食やブランチなど食事目当てが良さそうな感じ。
- Cafe de Thaan Aoan
https://www.cafedethaanaoan.com/
キャロット・コーヒー・cnx
旧市街にあるキャロット・コーヒー・cnx(Carrot coffee cnx)は内装も見どころの一つのカフェ。広めでコンクリート打ちっぱなしの空間で、2階の座席で落ち着いたひと時を過ごした。席の間隔が広いのもポイントで、日本のカフェならこの2倍は詰めるだろうなと思った。
1階には中庭があって、キャロットのロゴが入った看板が設置されている。その周りに座席もあって、この空間も興味深かった。
キャロットケーキはやや甘めで、ラテアートと共に楽しむ。現地ではそこまで気づかなかったけど、Webで見ると他にもいろいろ面白そうなメニューがあるし、ベーカリーでもあるらしいので、掘り下げがいがありそう。
・キャロット・コーヒー・cnx
https://www.instagram.com/carrotcoffeecnx/
PIMM’S CUP : Roastory Lab
オープンエアーの軒先でいただくコーヒースタンド的な旧市街のカフェ。BGMのセンスがいまいちなカフェが多いチェンマイの中で、PIMM’S CUP : Roastory LabのスローでレイドバックしたセンスのBGMは光っていた。
調度品のセンスの良さに、植物と何気ない街頭の風景が組み合わさって上質なチェンマイ時間を演出してくれる。店内は非常に狭く、長居するタイプのカフェではない。ドリンクを味わって、サッと立ち去るのが向いている。
- PIMM’S CUP : Roastory Lab
https://www.facebook.com/p/Pimms-Cup-RoastoryLab-100092691517211/
リストレット
ニマンヘミン通りにあるリストレット(Ristr8to)はラテアートが有名で、世界一にもなったそう。なのでラテを選ぶべきかもだが、ちょっと前に飲んだばかりだったので、メニューに3種類あったシグネチャーのアレンジコーヒーの中からMocha el freddoをチョイスした。
Mocha el freddoはエスプレッソ、カカオシロップ、ミルクをシェイクしてクープ型のシャンパングラスで頂くアレンジコーヒー。コーヒーの味がほとんどしないところが衝撃で、それがまた良い感じで、感嘆した。今回の旅のベストドリンク!
- リストレット
http://www.ristr8to-coffee-chiangmai.com/
グラフ・ワン・ニマン
ニマンヘミンのモール、ワン・ニマンにあるグラフ・ワン・ニマン(Graph One Nimman)はリストレットと同様にアレンジコーヒーの宝庫で、なんと30品くらいバリエーションがあって、1品につき1ページを割いて冊子で紹介してくれる。
しかしながら注文したのは抹茶ラテホット。滞在中にコーヒー系のドリンクばかり飲んでいたので、コーヒー以外にしたかったからだ。抹茶ラテはやや甘め。チーズケーキは美味しかった。
グラフ・ワン・ニマンは照明を落としたやや大人びた雰囲気が特徴だが、学生のバイトみたいなスタッフがキャッキャッお喋りしていたり、肩肘張ってない感じ。グラフはチェンマイに数店舗あるようだし、次回があれば看板のアレンジコーヒーも試してみたいところ。
- グラフ・ワン・ニマン